単位をそろえる
7つの動詞の3番目が「そろえる」です。部品を作ったら、=で結ぶ前に、単位がそろっているかを必ず確かめます。
単位がちがうまま式にすると、計算は合っていても答えがまちがいます。たとえば「分速80mで x 時間歩いた道のり」を 80x とすると、時間と分がずれています。
数を入れて考える
時速4.5kmで歩く人は、1分間に何m進むでしょうか。
- 1時間で4.5km = 4500m
- 1時間は60分なので、1分では 4500÷60=75m
- だから、時速4.5km = 分速75m
このように「1時間なら?」「1分なら?」と数で確かめながら直すと、まちがえにくくなります。
換算表
| 量 | 関係 |
|---|---|
| 長さ | 1km=1000m、1m=100cm、1cm=10mm |
| 重さ | 1kg=1000g、1t=1000kg |
| かさ | 1L=10dL=1000mL、1dL=100mL |
| 体積 | 1cm³=1mL、1L=1000cm³、1m³=1000L=1000000cm³ |
| 時間 | 1時間=60分、1分=60秒 |
| 速さ | 時速3.6km=分速60m=秒速1m |
| 面積 | 1m²=10000cm²、1a=100m²、1ha=100a |
| 水の重さ | 水1mL の重さは 1g(問題で「〜とします」と書いてあるとき) |
そろえ方の手順
- 問題に出てくる単位に、すべて印をつけます(km、m、時間、分、g、kg…)。
- どれか1つの単位にそろえます。答えで聞かれている単位にそろえると、最後に直す手間がありません。
- 直した数を部品の式に使います。
- 答えが出たら、問題の単位に戻して確かめます。
よくある例
- 時間と分:40分は 40/60=2/3 時間。x 分は x/60 時間。
- km と m:0.2km は 200m。x km は 1000x m。
- kg と g:1.2kg は 1200g。
- dL と g(水):x dL の水は 100x mL で、重さは 100x g。
- 分速と時速:分速80m で1時間(60分)進むと 4800m=4.8km。だから分速80m=時速4.8km。
まちがえやすいところ
「時速6km で x 分歩いた道のりは 6x km」は、まちがいです。x に 30 を入れると 6×30=180km になり、30分で180kmも歩けないことがわかります。x 分は x/60 時間なので、正しくは 6×x/60=x/10 km です。
おかしいと思ったら、x に数を入れて確かめます。
練習
単位の変換がある問題は「発展・単位の変換」の分野に集めています。
- 発展・単位の変換の問題
- 速さの問題(分速・時速がまざる問題があります)