平均の文章題 005
5人で空き缶を集めました。4人が集めた数は18個、23個、15個、20個で、5人が集めた数の平均は20個でした。残りの1人は何個集めましたか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
残りの1人が集めた空き缶の数をx個とする
ほかの置き方
- 残りの1人が集めた数が平均の20個より何個多いかをx個とする(その人は20+x個)。この場合は、求めたxに20をたす
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(個・人)
✏ 答案に書く
- 5人の合計(1人ずつたす):18+23+15+20+x(個)
- 平均20個から求めた合計:20×5(個)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 5人の合計(1人ずつたす) | 18+23+15+20+x | 個 | ||
| 平均20個から求めた合計 | 20個 | 5人 | 20×5 | 個 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
5人の合計を、1人ずつたしても平均20個から求めても同じなので、
18+23+15+20+x=20×5
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン B 2通り
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 18+23+15+20+x=20×5
- 76+x=100
- x=100-76
- x=24
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=24 を 18+23+15+20+x=20×5 に代入すると、
左辺:18+23+15+20+24=100
右辺:20×5=100
左辺と右辺が等しいので、x=24 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 100 と右辺 100 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
残りの1人が24個なら、5人の合計は 18+23+15+20+24=100個。100÷5=20 で平均20個になり、問題と合う。
✏ 答案に書く
残りの1人が集めた空き缶の数は、24個である。
答え 24個
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく残りの1人が集めた空き缶の数をx個とする。
- 表す5人の合計(1人ずつたす):18+23+15+20+x(個)
平均20個から求めた合計:20×5(個) - つなぐ5人の合計を、1人ずつたしても平均20個から求めても同じなので、
18+23+15+20+x=20×5 - 解く18+23+15+20+x=20×5
76+x=100
x=100-76
x=24 - 確かめるx=24 を代入すると、
左辺:18+23+15+20+24=100
右辺:20×5=100
左辺と右辺が等しいので、x=24 は方程式の解である。 - 解けた残りの1人が集めた空き缶の数は、24個である。
答え 24個
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、18+23+15+20+x と 20×5 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
4人の数に残りの1人の数をたした合計と、20個×5人の合計は、どちらも5人が集めた数の合計だから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:(18+23+15+20+x)÷4=20 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?平均を出すときに、人数を4人のままにしてしまう。
どう確かめる?解くと x=4。5人の合計は80個で、80÷5=16個 となり20個にならない。5人の平均なので、合計は 20×5 としよう。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」
Aさんはこう書きました:18+23+15+20+x=20 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?平均の20個を、合計と同じだと思ってしまう。
どう確かめる?解くと x=-56 で、個数がマイナスになる。平均×人数=合計 なので、合計は 20×5 と表そう。
気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 平均×個数=合計だって分かる?
小5「平均」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:たまご5個の重さを量ったら、合計が300gでした。たまご1個の重さの平均は何gですか。
答えを見る
60g
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)