代金の文章題 014
肉屋で、100gあたり240円の牛肉と、100gあたり180円の豚肉を、合わせて1.2kg買ったら、代金は2460円でした。牛肉を何g買いましたか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
買った牛肉の重さをxgとする(豚肉は1200-x g)
ほかの置き方
- 買った豚肉の重さをxgとする(牛肉は1200-x g)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
✏ 答案に書く
単位をそろえる
- 1kg=1000gなので、1.2kg=1200g。重さを「g」にそろえる
- 240÷100=2.4、180÷100=1.8 なので、牛肉は1gあたり2.4円、豚肉は1gあたり1.8円
✏ 答案に書く
- 豚肉の重さ:1200-x(g)
- 牛肉の代金:2.4x(円)
- 豚肉の代金:1.8(1200-x)(円)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 豚肉の重さ | 1200-x | g | ||
| 牛肉の代金 | 2.4円 | xg | 2.4x | 円 |
| 豚肉の代金 | 1.8円 | 1200-x g | 1.8(1200-x) | 円 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
牛肉の代金と豚肉の代金の合計が、代金の2460円と同じなので、
2.4x+1.8(1200-x)=2460
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 2.4x+1.8(1200-x)=2460
- 2.4x+2160-1.8x=2460
- 0.6x+2160=2460
- 0.6x=300
- x=500
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=500 を 2.4x+1.8(1200-x)=2460 に代入すると、
左辺:2.4×500+1.8(1200-500)=2460
右辺:2460
左辺と右辺が等しいので、x=500 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 2460 と右辺 2460 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
牛肉500gは 2.4×500=1200円、豚肉は1200-500=700gで 1.8×700=1260円。重さは合わせて1.2kg、代金は2460円になり、問題と合う。
✏ 答案に書く
買った牛肉の重さは、500gである。
答え 牛肉500g(豚肉700g)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく買った牛肉の重さをxgとする(豚肉は1200-x g)。
- 表す1kg=1000gなので、1.2kg=1200g。重さを「g」にそろえる
240÷100=2.4、180÷100=1.8 なので、牛肉は1gあたり2.4円、豚肉は1gあたり1.8円
豚肉の重さ:1200-x(g)
牛肉の代金:2.4x(円)
豚肉の代金:1.8(1200-x)(円) - つなぐ牛肉の代金と豚肉の代金の合計が、代金の2460円と同じなので、
2.4x+1.8(1200-x)=2460 - 解く2.4x+1.8(1200-x)=2460
2.4x+2160-1.8x=2460
0.6x+2160=2460
0.6x=300
x=500 - 確かめるx=500 を代入すると、
左辺:2.4×500+1.8(1200-500)=2460
右辺:2460
左辺と右辺が等しいので、x=500 は方程式の解である。 - 解けた買った牛肉の重さは、500gである。
答え 牛肉500g(豚肉700g)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、2.4x+1.8(1200-x) と 2460 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
牛肉のお金と豚肉のお金をたすと、代金の2460円になるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:240x+180(1.2-x)=2460 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?100gあたりの値段と kg の重さを、そろえずにそのままかけてしまう。
どう確かめる?xに500を入れると、牛肉だけで120000円になってしまう。値段は「1gあたり」、重さは「g」にそろえてから式を作ろう。
気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。
x が何か分からなくなるつまずきやすい段階:「おく」
Aさんはこう書きました:2.4x+1.8x=2460 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?豚肉の重さも x にしてしまう。
どう確かめる?この式を解くと x=585.71… で、きりのよい数にならない。xに500を入れると、豚肉も500gで合わせて1000gになり、1.2kgに合わない。豚肉は 1200-x g と書こう。
気づくコツ:答案の1行目に「〜を x とする」と書こう。答えを出すとき、x が何だったかを読み返そう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 1あたり×いくつ分=全体だって分かる? 代金・速さ・仕事の部品の作り方だよ。
小5「単位量あたりの大きさ」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1個95円のゼリーを8個買うと、代金は何円ですか。
答えを見る
760円
- 1km=1000m、1kg=1000g、1L=1000mL、1時間=60分。覚えているかな?
小3「単位のしくみ(長さ・重さ・かさ・時間)」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1.5kgは何gですか。
答えを見る
1500g
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)