1. おく
  2. 表す
  3. そろえる
  4. 結ぶ
  5. 解く
  6. 確かめる
  7. 決まる

割合 004 の文章題

割合 004 ★★★

原価(げんか)800円の品物に、原価のx割の利益を見込んで(みこんで)定価をつけ、定価の2割引きで売ったところ、原価の4%の利益がありました。xを求めなさい。

1. 数を入れて考える

いきなり x で考えず、数を入れてためしてみましょう。

利益を2割見込むと、定価は960円、その2割引きは768円。原価の4%の利益がある売値は832円。 → 左と右はまだ同じではない。

部品x=2 のとき
定価800(1+x/10)960 円
売った値段800(1+x/10)×0.8768 円
原価の4%の利益があるときの売値800×1.04832 円

利益を4割見込むと、定価は1120円、その2割引きは896円。原価の4%の利益がある売値は832円。 → 左と右はまだ同じではない。

部品x=4 のとき
定価800(1+x/10)1120 円
売った値段800(1+x/10)×0.8896 円
原価の4%の利益があるときの売値800×1.04832 円

利益を3割見込むと、定価は1040円、その2割引きは832円。原価の4%の利益がある売値は832円。 → 左と右が同じになった!

部品x=3 のとき
定価800(1+x/10)1040 円
売った値段800(1+x/10)×0.8832 円
原価の4%の利益があるときの売値800×1.04832 円

2. 図

線分図原価、定価、売値原価800円定価800(1+x/10)円売値定価の0.8倍=800×1.04
線分図

3. おく

  • 見込んだ利益をx割模範

ほかの置き方でも正解です。x は「仮にこう決めた数」です。

4. 表す

部品1あたりいくつ分単位
定価800円(1+x/10)倍800(1+x/10)
売った値段800(1+x/10)円0.8倍(1-0.2)800(1+x/10)×0.8
原価の4%の利益があるときの売値800円1.04倍(1+0.04)800×1.04

5. そろえる

金額は円でそろっています。割と%は、x割=x/10、4%=0.04 と小数に直して使います

6. 結ぶ

=にした理由:定価の2割引きで売った値段が、原価に4%の利益を加えた値段と同じだから

B 2通り

800(1+x/10)×0.8=800×1.04

7. 解く

  1. 800(1+x/10)×0.8=800×1.04
  2. 640(1+x/10)=832
  3. 1+x/10=1.3
  4. x/10=0.3
  5. x=3

8. 確かめる

3割の利益を見込むと、定価は800×1.3=1040円。その2割引きは1040×0.8=832円。832-800=32円の利益は、原価800円の4%(800×0.04=32円)になり、問題と合う。

9. 決まる

3割

10. 理由を書く

なぜ=にしたのか、自分の言葉で書いてみましょう。

模範を見る

定価を2割引いて売った値段と、原価に4%の利益をたした値段は、同じ売値のことだから。

11. 間違い探し

Aさんはこう書きました:800(1+x)×0.8=800×1.04 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「x割」を小数に直さず、x倍のまま1にたしてしまう。

どう確かめる?この式ではx=0.3になる。xに0.3を入れると「0.3割の利益」で、定価は824円、2割引きは659.2円となり、原価より安くて利益が出ない。x割はx/10と表すと見直す。

Aさんはこう書きました:800(1+x/10)×0.8=800+4 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「4%の利益」を、4円の利益と読んでしまう。

どう確かめる?この式ではx=2.5625と半端な数になる。xに3を入れて利益を計算すると32円で、これは800円の4%にあたる。4%は原価の0.04倍だと見直す。

12. 戻る先

この問題で使った小学校の内容:

学習指導要領: