単位変換の文章題 011
けんさんの歩幅(ほはば)は65cmです。家から駅まで歩いたら、道のりは1.3kmでした。歩幅がいつも同じだとすると、家から駅まで何歩で歩きましたか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
家から駅まで歩いた歩数をx歩とする
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
✏ 答案に書く
単位をそろえる
- 1m=100cmなので、65cmは 65÷100=0.65m
- 1km=1000mなので、1.3kmは 1.3×1000=1300m
✏ 答案に書く
- x歩で歩いた道のり:0.65x(m)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| x歩で歩いた道のり | 1歩 0.65m | x歩 | 0.65x | m |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
歩幅×歩数で表した道のりが、家から駅までの1.3km(1300m)と同じなので、
0.65x=1300
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン B 2通り
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 0.65x=1300
- 両辺に100をかけて 65x=130000
- x=2000
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=2000 を 0.65x=1300 に代入すると、
左辺:0.65×2000=1300
右辺:1300
左辺と右辺が等しいので、x=2000 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 1300 と右辺 1300 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
2000歩なら、0.65×2000=1300m=1.3km 歩いたことになり、問題と合う。
✏ 答案に書く
家から駅まで歩いた歩数は、2000歩である。
答え 2000歩
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく家から駅まで歩いた歩数をx歩とする。
- 表す1m=100cmなので、65cmは 65÷100=0.65m
1km=1000mなので、1.3kmは 1.3×1000=1300m
x歩で歩いた道のり:0.65x(m) - つなぐ歩幅×歩数で表した道のりが、家から駅までの1.3km(1300m)と同じなので、
0.65x=1300 - 解く0.65x=1300
両辺に100をかけて 65x=130000
x=2000 - 確かめるx=2000 を代入すると、
左辺:0.65×2000=1300
右辺:1300
左辺と右辺が等しいので、x=2000 は方程式の解である。 - 解けた家から駅まで歩いた歩数は、2000歩である。
答え 2000歩
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、0.65x と 1300 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
1歩の長さに歩数をかけると歩いた道のりになり、それが1.3kmだったから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:65x=1.3 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?cm と km をそろえずに、問題文の数をそのまま使ってしまう。
どう確かめる?xに2000を入れると、65×2000=130000で1.3と合わない。130000cmが1.3kmなので、どちらもmにそろえて 0.65x=1300 としよう。
気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x÷0.65=1300 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?道のりと歩幅の関係を取り違え、歩数を歩幅でわってしまう。
どう確かめる?xに2000を入れると、2000÷0.65は約3077で1300にならない。道のり=1歩の長さ×歩数 なので、0.65x とかけ算で表そう。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 1km=1000m、1kg=1000g、1L=1000mL、1時間=60分。覚えているかな?
小3「単位のしくみ(長さ・重さ・かさ・時間)」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1.5kgは何gですか。
答えを見る
1500g
- 1あたり×いくつ分=全体だって分かる? 代金・速さ・仕事の部品の作り方だよ。
小5「単位量あたりの大きさ」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1個95円のゼリーを8個買うと、代金は何円ですか。
答えを見る
760円
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)