単位変換の文章題 012

単位変換 012 ★★☆ 発展

5kg入りのお米を買い、毎日同じ量ずつ使いました。20日たったとき、残りは1.4kgでした。1日に使ったお米は何gですか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

テープ図お米 5kg:20日で使った分(1日?g)+残り 1.4kgお米 5kg20日で使った分(1日?g)残り1.4kg
テープ図:量の合計や差を表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

1日に使ったお米の重さをxgとする

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

✏ 答案に書く

単位をそろえる

  • 1kg=1000gなので、5kgは 5×1000=5000g
  • 1kg=1000gなので、1.4kgは 1.4×1000=1400g。聞かれているのがgなので、gにそろえる

✏ 答案に書く

  • 20日で使ったお米の重さ:20x(g)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
20日で使ったお米の重さ1日xg20日20xg

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

20日で使ったお米と残りのお米を合わせると、はじめの5kg(5000g)と同じなので、

20x+1400=5000

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン A 合計

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 20x+1400=5000
  2. 20x=3600
  3. x=180

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=180 を 20x+1400=5000 に代入すると、

左辺:20×180+1400=5000

右辺:5000

左辺と右辺が等しいので、x=180 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 5000 と右辺 5000 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

1日180gずつ20日使うと、180×20=3600g。残りの1400gと合わせて5000g=5kgで、問題と合う。

✏ 答案に書く

1日に使ったお米の重さは、180gである。

答え 180g

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく1日に使ったお米の重さをxgとする。
  2. 表す1kg=1000gなので、5kgは 5×1000=5000g
    1kg=1000gなので、1.4kgは 1.4×1000=1400g。聞かれているのがgなので、gにそろえる
    20日で使ったお米の重さ:20x(g)
  3. つなぐ20日で使ったお米と残りのお米を合わせると、はじめの5kg(5000g)と同じなので、
    20x+1400=5000
  4. 解く20x+1400=5000
    20x=3600
    x=180
  5. 確かめるx=180 を代入すると、
    左辺:20×180+1400=5000
    右辺:5000
    左辺と右辺が等しいので、x=180 は方程式の解である。
  6. 解けた1日に使ったお米の重さは、180gである。
    答え 180g

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、20x+14005000 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

使った分と残っている分を合わせると、はじめに買った5kgになるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:20x+1400=5 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?1.4kgだけgに直し、5kgはkgのままにしてしまう。

どう確かめる?xに180を入れると、左辺は3600+1400=5000で、右辺の5と合わない。5kgも5000gに直して、すべてgにそろえよう。

気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。

等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」

Aさんはこう書きました:20x=5000 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?残りの1.4kgを入れ忘れ、20日で全部使ったと考えてしまう。

どう確かめる?xに180を入れると、20×180=3600gで5000gにならない。まだ1400g残っているので、使った分と残りを合わせたものが5000gになる。

気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)