単位変換の文章題 014
ウッドデッキの床にペンキをぬります。1m²あたり0.15Lのペンキを使い、同じ面を2回ずつぬります。2L入りの缶を1つ開けてぬり終えたら、缶に200mL残りました。ペンキをぬった面積は何m²ですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
ペンキをぬった面積をxm²とする
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
✏ 答案に書く
単位をそろえる
- 1L=1000mLなので、0.15Lは 0.15×1000=150mL
- 1L=1000mLなので、2Lは2000mL。残りの200mLと同じmLにそろえる
✏ 答案に書く
- 1m²を2回ぬるのに使う量:150×2(mL)
- ぬるのに使ったペンキの量:300x(mL)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 1m²を2回ぬるのに使う量 | 150×2 | mL | ||
| ぬるのに使ったペンキの量 | 1m²あたり300mL | xm² | 300x | mL |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
ぬるのに使ったペンキと缶に残ったペンキを合わせると、はじめの2L(2000mL)と同じなので、
300x+200=2000
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 300x+200=2000
- 300x=1800
- x=6
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=6 を 300x+200=2000 に代入すると、
左辺:300×6+200=2000
右辺:2000
左辺と右辺が等しいので、x=6 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 2000 と右辺 2000 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
6m²を2回ぬると、150×2×6=1800mL使う。残りの200mLと合わせて2000mL=2Lで、問題と合う。
✏ 答案に書く
ペンキをぬった面積は、6m²である。
答え 6m²
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おくペンキをぬった面積をxm²とする。
- 表す1L=1000mLなので、0.15Lは 0.15×1000=150mL
1L=1000mLなので、2Lは2000mL。残りの200mLと同じmLにそろえる
1m²を2回ぬるのに使う量:150×2(mL)
ぬるのに使ったペンキの量:300x(mL) - つなぐぬるのに使ったペンキと缶に残ったペンキを合わせると、はじめの2L(2000mL)と同じなので、
300x+200=2000 - 解く300x+200=2000
300x=1800
x=6 - 確かめるx=6 を代入すると、
左辺:300×6+200=2000
右辺:2000
左辺と右辺が等しいので、x=6 は方程式の解である。 - 解けたペンキをぬった面積は、6m²である。
答え 6m²
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、300x+200 と 2000 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
ぬるのに使った分と缶に残った分を合わせると、はじめの缶1つ分の2Lになるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:150x+200=2000 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?同じ面を2回ぬることを入れ忘れてしまう。
どう確かめる?解くと x=12。12m²を2回ぬると 300×12=3600mL いるので、2Lでは足りない。1m²あたり 150×2=300mL 使うので、300x と表そう。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:0.15×2×x+200=2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?LとmLがまざったまま式を作ってしまう。
どう確かめる?xに6を入れると、左辺は1.8+200=201.8で、2と合わない。200mLを0.2Lに直すか、すべてmLにそろえてから式を作ろう。
気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 1km=1000m、1kg=1000g、1L=1000mL、1時間=60分。覚えているかな?
小3「単位のしくみ(長さ・重さ・かさ・時間)」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1.5kgは何gですか。
答えを見る
1500g
- 1あたり×いくつ分=全体だって分かる? 代金・速さ・仕事の部品の作り方だよ。
小5「単位量あたりの大きさ」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1個95円のゼリーを8個買うと、代金は何円ですか。
答えを見る
760円
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)