- おく
- 表す
- そろえる
- 結ぶ
- 解く
- 確かめる
- 決まる
年齢 004 の文章題
現在、母は38歳、子は8歳です。母の年齢が子の年齢の4倍だったのは何年前ですか。※解が問題に合うかどうかも確かめなさい。
1. 数を入れて考える
いきなり x で考えず、数を入れてためしてみましょう。
2年前なら、母は36歳、子は6歳で、子の4倍は24歳。 → 左と右はまだ同じではない。
| 部品 | 式 | x=2 のとき |
|---|---|---|
| x年前の母 | 38-x | 36 歳 |
| x年前の子 | 8-x | 6 歳 |
| x年前の子の4倍 | 4(8-x) | 24 歳 |
| 母と子の年齢の差 | (38-x)-(8-x) | 30 歳 |
5年前なら、母は33歳、子は3歳で、子の4倍は12歳。 → 左と右はまだ同じではない。
| 部品 | 式 | x=5 のとき |
|---|---|---|
| x年前の母 | 38-x | 33 歳 |
| x年前の子 | 8-x | 3 歳 |
| x年前の子の4倍 | 4(8-x) | 12 歳 |
| 母と子の年齢の差 | (38-x)-(8-x) | 30 歳 |
-2年前なら、母は40歳、子は10歳で、子の4倍は40歳。 → 左と右が同じになった!
| 部品 | 式 | x=-2 のとき |
|---|---|---|
| x年前の母 | 38-x | 40 歳 |
| x年前の子 | 8-x | 10 歳 |
| x年前の子の4倍 | 4(8-x) | 40 歳 |
| 母と子の年齢の差 | (38-x)-(8-x) | 30 歳 |
2. 図
3. おく
- x年前模範
- x年後(母は38+x歳、子は8+x歳)
ほかの置き方でも正解です。x は「仮にこう決めた数」です。
4. 表す
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| x年前の母 | 38-x | 歳 | ||
| x年前の子 | 8-x | 歳 | ||
| x年前の子の4倍 | 8-x歳 | 4倍 | 4(8-x) | 歳 |
| 母と子の年齢の差 | (38-x)-(8-x) | 歳 |
5. そろえる
単位はそろっています(歳・年)
6. 結ぶ
=にした理由:x年前の母の年齢が、x年前の子の年齢の4倍と同じだったとするから
D 条件
38-x=4(8-x)
7. 解く
- 38-x=4(8-x)
- 38-x=32-4x
- -x+4x=32-38
- 3x=-6
- x=-2
8. 確かめる
x=-2 は「-2年前」、つまり「2年後」という意味になる。2年後、母は40歳、子は10歳で、10×4=40 となり4倍になる。今より前に4倍だったときはないので、「何年前」という問いには答えがない。
9. 決まる
x=-2 となり「何年前」は答えにならない。4倍になるのは2年後(解の吟味)
解の吟味:方程式の解が、そのまま答えになるとは限りません。問題の場面に戻して確かめます。
10. 理由を書く
なぜ=にしたのか、自分の言葉で書いてみましょう。
模範を見る
x年前の母の年齢と、x年前の子の年齢の4倍が同じだったとして式を立て、出てきた答えが本当に「前」か確かめたから。
11. 間違い探し
Aさんはこう書きました:答え:-2年前 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?方程式の解をそのまま答えにして、場面に戻さない。
どう確かめる?xに-2を入れると、母は 38-(-2)=40歳 で、今より年上になる。年齢が増えるのは未来なので、「2年後」と読みかえる。
Aさんはこう書きました:答え:2年前 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?マイナスの記号を落として答えてしまう。
どう確かめる?2年前は母36歳、子6歳で、6×4=24 となり36にならない。xに2を入れて確かめると合わないことが分かる。
12. 戻る先
この問題で使った小学校の内容:
- 小2「たし算・ひき算の場面」 — 「50円高い」はたし算、「50円安い」はひき算。ふえる・へる・合わせる・ちがいの場面です。
- 小4「□を使った式」 — わからない数を□として式に書きます。xも□と同じです。
学習指導要領: