年齢の文章題 009

年齢 009 ★★☆

姉は弟より9歳年上です。4年後には、姉の年齢が弟の年齢のちょうど2倍になります。現在の弟の年齢を求めなさい。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

線分図いま 弟?歳・姉は9歳上、4年後いま 弟?歳・姉は9歳上4年後姉は弟の2倍
線分図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

現在の弟の年齢をx歳とする(姉はx+9歳)

ほかの置き方
  • 4年後の弟の年齢をx歳とする(4年後の姉はx+9歳)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(歳・年)

✏ 答案に書く

  • 現在の姉:x+9(歳)
  • 4年後の弟:x+4(歳)
  • 4年後の姉:x+9+4(歳)
  • 4年後の弟の2倍:2(x+4)(歳)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
現在の姉x+9
4年後の弟x+4
4年後の姉x+9+4
4年後の弟の2倍x+4歳2倍2(x+4)

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

4年後の姉の年齢が、4年後の弟の年齢の2倍と同じになるので、

x+9+4=2(x+4)

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン D 条件

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. x+9+4=2(x+4)
  2. x+13=2x+8
  3. x-2x=8-13
  4. -x=-5
  5. x=5

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=5 を x+9+4=2(x+4) に代入すると、

左辺:5+9+4=18

右辺:2(5+4)=18

左辺と右辺が等しいので、x=5 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 18 と右辺 18 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

弟が5歳なら姉は14歳で、9歳年上。4年後は弟9歳、姉18歳で、9×2=18 となり2倍になっている。問題と合う。

✏ 答案に書く

現在の弟の年齢は、5歳である。

答え 弟5歳(姉14歳)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく現在の弟の年齢をx歳とする(姉はx+9歳)。
  2. 表す現在の姉:x+9(歳)
    4年後の弟:x+4(歳)
    4年後の姉:x+9+4(歳)
    4年後の弟の2倍:2(x+4)(歳)
  3. つなぐ4年後の姉の年齢が、4年後の弟の年齢の2倍と同じになるので、
    x+9+4=2(x+4)
  4. 解くx+9+4=2(x+4)
    x+13=2x+8
    x-2x=8-13
    -x=-5
    x=5
  5. 確かめるx=5 を代入すると、
    左辺:5+9+4=18
    右辺:2(5+4)=18
    左辺と右辺が等しいので、x=5 は方程式の解である。
  6. 解けた現在の弟の年齢は、5歳である。
    答え 弟5歳(姉14歳)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、x+9+42(x+4) を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

4年後の姉の年と、4年後の弟の年の2倍が同じになると書いてあるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」

Aさんはこう書きました:x+9=2(x+4) どこが違う?

なぜそう書きたくなる?4年たつのを弟だけにたして、姉にたし忘れる。

どう確かめる?解くと x=1。弟1歳・姉10歳なら、4年後は5歳と14歳で、2倍にならない。4年たつと2人とも4歳ずつ年をとるので、姉にも4をたす。

気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。

かっこ忘れつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:x+9+4=2x+4 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?2倍するのをxだけにして、4年後の弟の年齢全体にかけ忘れる。

どう確かめる?解くと x=9。xに9を入れると、4年後は弟13歳、姉22歳で、13×2=26 となり合わない。2倍するのは4年後の弟の年齢 x+4 全体なので、かっこをつける。

気づくコツ:「全体を○倍」「全体から○」は、全体をかっこでくくってから計算しよう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)