図形の文章題 012
四角形ABCDで、角Aは80°、角Bは110°です。角Dは角Cより30°大きいとき、角Cの大きさは何度ですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
角Cの大きさをx°とする(角Dはx+30°)
ほかの置き方
- 角Dの大きさをx°とする(角Cはx-30°)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(°)
✏ 答案に書く
- 角C:x(°)
- 角D:x+30(°)
- 4つの角の和:80+110+x+(x+30)(°)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 角C | x | ° | ||
| 角D | x+30 | ° | ||
| 4つの角の和 | 80+110+x+(x+30) | ° |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
4つの角をたした和が、四角形の角の和の360°と同じなので、
80+110+x+(x+30)=360
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン E きまり
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 80+110+x+(x+30)=360
- 2x+220=360
- 2x=140
- x=70
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=70 を 80+110+x+(x+30)=360 に代入すると、
左辺:80+110+70+(70+30)=360
右辺:360
左辺と右辺が等しいので、x=70 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 360 と右辺 360 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
角Cが70°なら、角Dは70+30=100°。4つの角の和は 80+110+70+100=360° で、問題と合う。
✏ 答案に書く
角Cの大きさは、70°である。
答え 角C70°(角D100°)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく角Cの大きさをx°とする(角Dはx+30°)。
- 表す角C:x(°)
角D:x+30(°)
4つの角の和:80+110+x+(x+30)(°) - つなぐ4つの角をたした和が、四角形の角の和の360°と同じなので、
80+110+x+(x+30)=360 - 解く80+110+x+(x+30)=360
2x+220=360
2x=140
x=70 - 確かめるx=70 を代入すると、
左辺:80+110+70+(70+30)=360
右辺:360
左辺と右辺が等しいので、x=70 は方程式の解である。 - 解けた角Cの大きさは、70°である。
答え 角C70°(角D100°)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、80+110+x+(x+30) と 360 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
四角形の4つの角をたすと、必ず360°になるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」
Aさんはこう書きました:80+110+x+(x+30)=180 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?四角形の角の和を、三角形と同じ180°にしてしまう。
どう確かめる?解くとx=-20で、角の大きさがマイナスになる。四角形は対角線で三角形2つに分けられるので、角の和は360°。
気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。
文字と数を並べてしまうつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:80+110+x+30=360 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?「30°大きい」から、角Dを30°だけにしてしまい、xを書き忘れる。
どう確かめる?xに140を入れると、角Dは30°になり、角Cより30°大きくならない。角Dは角Cのx°に30°をたして x+30 にしよう。
気づくコツ:x は数だよ。「x円より50円高い」は x+50。x に100を入れて意味を確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 長方形の周・面積、三角形の面積、角の和など、公式を思い出せる?
小4「図形の公式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:底辺が12cm、高さが7cmの三角形の面積は何cm²ですか。
答えを見る
42cm²
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)