図形の文章題 014

図形 014 ★★☆

正三角形と正方形があり、周の長さが等しくなっています。正方形の1辺は、正三角形の1辺より3cm短いです。正三角形の1辺の長さは何cmですか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

テープ図正三角形の周:?cm+?cm+?cm、正方形の周(1辺は3cm短い):1辺+1辺+1辺+1辺正三角形の周?cm?cm?cm正方形の周(1辺は3cm短い)1辺1辺1辺1辺
テープ図:量の合計や差を表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

正三角形の1辺の長さをxcmとする(正方形の1辺はx-3cm)

ほかの置き方
  • 正方形の1辺の長さをxcmとする(正三角形の1辺はx+3cm)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(cm)

✏ 答案に書く

  • 正三角形の1辺:x(cm)
  • 正方形の1辺:x-3(cm)
  • 正三角形の周:3x(cm)
  • 正方形の周:4(x-3)(cm)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
正三角形の1辺xcm
正方形の1辺x-3cm
正三角形の周xcm3辺3xcm
正方形の周(x-3)cm4辺4(x-3)cm

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

正三角形の周の長さと正方形の周の長さが等しいと、問題に書いてあるので、

3x=4(x-3)

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン D 条件

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 3x=4(x-3)
  2. 3x=4x-12
  3. 3x-4x=-12
  4. -x=-12
  5. x=12

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=12 を 3x=4(x-3) に代入すると、

左辺:3×12=36

右辺:4(12-3)=36

左辺と右辺が等しいので、x=12 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 36 と右辺 36 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

正三角形の1辺が12cmなら、正方形の1辺は 12-3=9cm。周の長さは 12×3=36cm、9×4=36cm で等しく、問題と合う。

✏ 答案に書く

正三角形の1辺の長さは、12cmである。

答え 12cm(正方形の1辺は9cm)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく正三角形の1辺の長さをxcmとする(正方形の1辺はx-3cm)。
  2. 表す正三角形の1辺:x(cm)
    正方形の1辺:x-3(cm)
    正三角形の周:3x(cm)
    正方形の周:4(x-3)(cm)
  3. つなぐ正三角形の周の長さと正方形の周の長さが等しいと、問題に書いてあるので、
    3x=4(x-3)
  4. 解く3x=4(x-3)
    3x=4x-12
    3x-4x=-12
    -x=-12
    x=12
  5. 確かめるx=12 を代入すると、
    左辺:3×12=36
    右辺:4(12-3)=36
    左辺と右辺が等しいので、x=12 は方程式の解である。
  6. 解けた正三角形の1辺の長さは、12cmである。
    答え 12cm(正方形の1辺は9cm)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、3x4(x-3) を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

問題に、正三角形と正方形の周の長さが等しいと書いてあるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

かっこ忘れつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:3x=4x-3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?正方形の4辺分を作るとき、かっこを付けずに3を1回しかひかない。

どう確かめる?解くとx=3。xに3を入れると、正方形の1辺は 3-3=0cm になってしまう。1辺が x-3 なので、4本分は 4(x-3) とかっこでくくろう。

気づくコツ:「全体を○倍」「全体から○」は、全体をかっこでくくってから計算しよう。

ふえる・へるの取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:3x=4(x+3) どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「3cm短い」を、たし算にしてしまう。

どう確かめる?解くとx=-12で、長さがマイナスになる。正方形の1辺は正三角形より3cm「短い」ので、x-3 にしよう。

気づくコツ:「高い・後・増える」はたす、「安い・前・減る」はひく。場面の向きを確かめよう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)