図形の文章題 017
底辺が12cmの平行四辺形と、底辺が16cmの三角形があり、高さは同じです。平行四辺形の面積は、三角形の面積より24cm²大きいです。高さは何cmですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
平行四辺形と三角形の高さをxcmとする
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(長さはcm、面積はcm²)
✏ 答案に書く
- 平行四辺形の面積:12x(cm²)
- 三角形の面積:16x÷2(cm²)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 平行四辺形の面積 | 底辺12cm | 高さxcm | 12x | cm² |
| 三角形の面積 | 底辺16cm | 高さxcm(÷2) | 16x÷2 | cm² |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
平行四辺形の面積から三角形の面積をひいた差が、24cm²と同じなので、
12x-16x÷2=24
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン D 条件
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 12x-16x÷2=24
- 12x-8x=24
- 4x=24
- x=6
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=6 を 12x-16x÷2=24 に代入すると、
左辺:12×6-16×6÷2=24
右辺:24
左辺と右辺が等しいので、x=6 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 24 と右辺 24 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
高さ6cmなら、平行四辺形は 12×6=72cm²、三角形は 16×6÷2=48cm²。差は 72-48=24cm² で、問題と合う。
✏ 答案に書く
平行四辺形と三角形の高さは、6cmである。
答え 6cm
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく平行四辺形と三角形の高さをxcmとする。
- 表す平行四辺形の面積:12x(cm²)
三角形の面積:16x÷2(cm²) - つなぐ平行四辺形の面積から三角形の面積をひいた差が、24cm²と同じなので、
12x-16x÷2=24 - 解く12x-16x÷2=24
12x-8x=24
4x=24
x=6 - 確かめるx=6 を代入すると、
左辺:12×6-16×6÷2=24
右辺:24
左辺と右辺が等しいので、x=6 は方程式の解である。 - 解けた平行四辺形と三角形の高さは、6cmである。
答え 6cm
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、12x-16x÷2 と 24 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
平行四辺形の面積のほうが24cm²大きいので、2つの面積の差が24cm²になるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」
Aさんはこう書きました:12x-16x=24 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?三角形の面積の公式の「÷2」を忘れてしまう。
どう確かめる?解くとx=-6で、高さがマイナスになる。三角形の面積は 底辺×高さ÷2 なので、16x÷2 にしよう。
気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。
等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」
Aさんはこう書きました:12x÷2-16x÷2=24 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?平行四辺形の面積も、三角形と同じように2でわってしまう。
どう確かめる?解くとx=-12で、高さがマイナスになる。平行四辺形の面積は 底辺×高さ で、÷2 はしない。
気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 長方形の周・面積、三角形の面積、角の和など、公式を思い出せる?
小4「図形の公式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:底辺が12cm、高さが7cmの三角形の面積は何cm²ですか。
答えを見る
42cm²
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)