数・整数の文章題 017
カレンダーで、縦に3つ並んだ日付を囲むと、3つの日付の和は54でした。囲んだ日付のうち、いちばん上の日付は何日ですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
いちばん上の日付をx日とする(その下はx+7日、x+14日)
ほかの置き方
- まん中の日付をx日とする(上はx-7日、下はx+7日)。この場合は、求めたxから7をひく
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
日付の数だけの問題なので、そろえる単位はないよ(縦に1つ下がると7日後)
✏ 答案に書く
- まん中の日付(1週間後):x+7(日)
- いちばん下の日付(2週間後):x+14(日)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| まん中の日付(1週間後) | x+7 | 日 | ||
| いちばん下の日付(2週間後) | x+14 | 日 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
縦に並んだ3つの日付をたした合計が、問題文の54と同じなので、
x+(x+7)+(x+14)=54
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- x+(x+7)+(x+14)=54
- 3x+21=54
- 3x=33
- x=11
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=11 を x+(x+7)+(x+14)=54 に代入すると、
左辺:11+(11+7)+(11+14)=54
右辺:54
左辺と右辺が等しいので、x=11 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 54 と右辺 54 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
いちばん上が11日なら、その下は18日、25日で、1週間(7日)ずつ続いている。11+18+25=54で、問題と合う。
✏ 答案に書く
いちばん上の日付は、11日である。
答え 11日(3つの日付は11日、18日、25日)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おくいちばん上の日付をx日とする(その下はx+7日、x+14日)。
- 表すまん中の日付(1週間後):x+7(日)
いちばん下の日付(2週間後):x+14(日) - つなぐ縦に並んだ3つの日付をたした合計が、問題文の54と同じなので、
x+(x+7)+(x+14)=54 - 解くx+(x+7)+(x+14)=54
3x+21=54
3x=33
x=11 - 確かめるx=11 を代入すると、
左辺:11+(11+7)+(11+14)=54
右辺:54
左辺と右辺が等しいので、x=11 は方程式の解である。 - 解けたいちばん上の日付は、11日である。
答え 11日(3つの日付は11日、18日、25日)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、x+(x+7)+(x+14) と 54 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
カレンダーの縦に並んだ3つの日付をたすと54になると書いてあるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
連続する数のずらし方つまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x+(x+1)+(x+2)=54 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?縦に並んだ日付を、横に並んだ日付と同じように1ずつずらしてしまう。
どう確かめる?解くと x=17。17日、18日、19日は横に並ぶ日付になる。カレンダーは縦に1つ下がると7日後なので、x+7、x+14 としよう。
気づくコツ:連続する整数は1ずつ、連続する奇数・偶数は2ずつ大きくなるよ。3つ書き出して確かめよう。
x が何か分からなくなるつまずきやすい段階:「おく」
Aさんはこう書きました:(x-7)+x+(x+7)=54 から x=18、答え:18日 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?まん中の日付を x とおいたのに、x をそのまま答えにしてしまう。
どう確かめる?この式の x はまん中の日付。いちばん上は 18-7=11日になる。答案の1行目で x を何とおいたか読み返そう。
気づくコツ:答案の1行目に「〜を x とする」と書こう。答えを出すとき、x が何だったかを読み返そう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- わからない数を□として式に書けるかな? xも□と同じだよ。
小4「□を使った式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:あめを□個持っていました。友だちから35個もらったので、90個になりました。□に当てはまる数を求めましょう。
答えを見る
55個
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)