数・整数の文章題 018
2つの整数があり、その和は48です。大きいほうの数を小さいほうの数でわると、商が4で余りが3になります。小さいほうの数を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
小さいほうの数をxとする(大きいほうの数は4x+3)
ほかの置き方
- 大きいほうの数をxとする(小さいほうの数は48-x)。この場合は x=4(48-x)+3 を解き、48からひく
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
数だけの問題なので、そろえる単位はないよ
✏ 答案に書く
- 大きいほうの数(わる数×商+余り):4x+3
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 大きいほうの数(わる数×商+余り) | 4x+3 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
小さいほうの数と大きいほうの数をたした合計が、問題文の48と同じなので、
x+(4x+3)=48
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- x+(4x+3)=48
- 5x+3=48
- 5x=45
- x=9
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=9 を x+(4x+3)=48 に代入すると、
左辺:9+(4×9+3)=48
右辺:48
左辺と右辺が等しいので、x=9 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 48 と右辺 48 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
小さいほうが9なら、大きいほうは 4×9+3=39。39÷9=4余り3 で、余りの3は9より小さい。9+39=48 で、問題と合う。
✏ 答案に書く
小さいほうの数は、9である。
答え 9(大きいほうの数は39)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく小さいほうの数をxとする(大きいほうの数は4x+3)。
- 表す大きいほうの数(わる数×商+余り):4x+3
- つなぐ小さいほうの数と大きいほうの数をたした合計が、問題文の48と同じなので、
x+(4x+3)=48 - 解くx+(4x+3)=48
5x+3=48
5x=45
x=9 - 確かめるx=9 を代入すると、
左辺:9+(4×9+3)=48
右辺:48
左辺と右辺が等しいので、x=9 は方程式の解である。 - 解けた小さいほうの数は、9である。
答え 9(大きいほうの数は39)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、x+(4x+3) と 48 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
小さい数と大きい数をたすと48になると書いてあるから。大きい数は「わる数×商+余り」で表せる。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
ふえる・へるの取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x+(4x-3)=48 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?余りの3を、ひき算にしてしまう。
どう確かめる?解くと x=10.2 で、整数にならない。わられる数=わる数×商+余り なので、余りはたそう。
気づくコツ:「高い・後・増える」はたす、「安い・前・減る」はひく。場面の向きを確かめよう。
文字と数を並べてしまうつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x+(x+4)+3=48 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?商の4を「4大きい」と読んで、たし算にしてしまう。
どう確かめる?解くと x=20.5 で、整数にならない。商が4なので、大きいほうは x の4つ分に余りをたした 4x+3 だよ。
気づくコツ:x は数だよ。「x円より50円高い」は x+50。x に100を入れて意味を確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- わからない数を□として式に書けるかな? xも□と同じだよ。
小4「□を使った式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:あめを□個持っていました。友だちから35個もらったので、90個になりました。□に当てはまる数を求めましょう。
答えを見る
55個
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)