数・整数の文章題 022

数・整数 022 ★★★

連続する5つの整数で、和が2026になるものはありますか。あるときはまん中の整数を答え、ないときはその理由を答えなさい。

この問題は、答えが出たら問題に戻して確かめるのがポイントだよ。下の「ヒントをひとつずつ見る」を押して、「1. 図」から順に考えていこう。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

テープ図連続する5つの整数:小さい2つ+まん中 ?+大きい2つ。合計は 2026連続する5つの整数合計 2026小さい2つまん中 ?大きい2つ
テープ図:量の合計や差を表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

まん中の整数をxとする

ほかの置き方
  • いちばん小さい整数をxとする(残りはx+1、x+2、x+3、x+4)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

数だけの問題なので、そろえる単位はないよ

✏ 答案に書く

  • いちばん小さい数:x-2
  • 2番目の数:x-1
  • まん中の数:x
  • 4番目の数:x+1
  • いちばん大きい数:x+2

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
いちばん小さい数x-2
2番目の数x-1
まん中の数x
4番目の数x+1
いちばん大きい数x+2

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

連続する5つの整数をたした和が、問題の2026と同じなので、

(x-2)+(x-1)+x+(x+1)+(x+2)=2026

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン A 合計

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. (x-2)+(x-1)+x+(x+1)+(x+2)=2026
  2. x-2+x-1+x+x+1+x+2=2026
  3. 5x=2026
  4. x=405.2

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=405.2 を (x-2)+(x-1)+x+(x+1)+(x+2)=2026 に代入すると、

左辺:(405.2-2)+(405.2-1)+405.2+(405.2+1)+(405.2+2)=2026

右辺:2026

左辺と右辺が等しいので、x=405.2 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 2026 と右辺 2026 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

✏ 答案に書く

x=405.2 は、まん中の整数が405.2という意味になる。整数ではないので、この解は場面に合わない。実際に、まん中が405なら和は2025、406なら和は2030で、2026にはならない。

✏ 答案に書く

x=405.2 となり、まん中の数が整数にならない。したがって、和が2026になる連続する5つの整数はない。

答え ない(x=405.2 となり、まん中の数が整数にならないから)

解の吟味:方程式の解が、そのまま答えになるとは限らないよ。問題の場面に戻して確かめよう。

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おくまん中の整数をxとする。
  2. 表すいちばん小さい数:x-2
    2番目の数:x-1
    まん中の数:x
    4番目の数:x+1
    いちばん大きい数:x+2
  3. つなぐ連続する5つの整数をたした和が、問題の2026と同じなので、
    (x-2)+(x-1)+x+(x+1)+(x+2)=2026
  4. 解く(x-2)+(x-1)+x+(x+1)+(x+2)=2026
    x-2+x-1+x+x+1+x+2=2026
    5x=2026
    x=405.2
  5. 確かめるx=405.2 を代入すると、
    左辺:(405.2-2)+(405.2-1)+405.2+(405.2+1)+(405.2+2)=2026
    右辺:2026
    左辺と右辺が等しいので、x=405.2 は方程式の解である。
  6. 解けたx=405.2 は、まん中の整数が405.2という意味になる。整数ではないので、この解は場面に合わない。実際に、まん中が405なら和は2025、406なら和は2030で、2026にはならない。
    x=405.2 となり、まん中の数が整数にならない。したがって、和が2026になる連続する5つの整数はない。
    答え ない(x=405.2 となり、まん中の数が整数にならないから)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、(x-2)+(x-1)+x+(x+1)+(x+2)2026 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

5つの整数をたした和が、2026と同じになるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

答えを場面に戻していないつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:答え:まん中の整数は405.2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?方程式の解を、場面に戻さずにそのまま答えにしてしまう。

どう確かめる?xに405.2を入れると、5つの数は403.2、404.2、405.2、406.2、407.2 で整数にならない。問題は「整数」なので、この解は答えにならないよ。

気づくコツ:方程式の解が、そのまま答えとは限らないよ。マイナス・小数・人数などを場面に戻して確かめよう。

答えを場面に戻していないつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:答え:まん中の整数は405 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?小数の解を四捨五入して、整数にしてしまう。

どう確かめる?xに405を入れると、和は 403+404+405+406+407=2025 で、2026にならない。解が整数にならないときは「ない」と答えよう。

気づくコツ:方程式の解が、そのまま答えとは限らないよ。マイナス・小数・人数などを場面に戻して確かめよう。

連続する数のずらし方つまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:x+(x+2)+(x+4)+(x+6)+(x+8)=2026 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?連続する整数を、2ずつずらしてしまう。

どう確かめる?解くと x=401.2。連続する整数は1ずつ大きくなるので、x-2、x-1、x、x+1、x+2 としよう。

気づくコツ:連続する整数は1ずつ、連続する奇数・偶数は2ずつ大きくなるよ。3つ書き出して確かめよう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)