割合の文章題 016
定価3000円のかばんが値引きされて、2550円で売られていました。定価の何%引きですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
定価から値引きした割合をx%とする
ほかの置き方
- 値引きの額をx円とする(先に 3000-x=2550 で求め、定価の何%かを考える)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
金額は円でそろっているよ。x%は x/100 と表そう
✏ 答案に書く
- 値引きの額:3000×x/100(円)
- 値引き後の値段:3000-3000×x/100(円)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 値引きの額 | 3000円 | x/100倍(x%) | 3000×x/100 | 円 |
| 値引き後の値段 | 3000-3000×x/100 | 円 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
定価から値引きの額をひいた値段が、実際に売られていた2550円と同じなので、
3000-3000×x/100=2550
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン B 2通り
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 3000-3000×x/100=2550
- 3000-30x=2550
- -30x=-450
- x=15
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=15 を 3000-3000×x/100=2550 に代入すると、
左辺:3000-3000×15/100=2550
右辺:2550
左辺と右辺が等しいので、x=15 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 2550 と右辺 2550 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
15%引きなら、値引きの額は3000×0.15=450円。3000-450=2550円になり、問題と合う。
✏ 答案に書く
定価の15%引きである。
答え 15%引き
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく定価から値引きした割合をx%とする。
- 表す値引きの額:3000×x/100(円)
値引き後の値段:3000-3000×x/100(円) - つなぐ定価から値引きの額をひいた値段が、実際に売られていた2550円と同じなので、
3000-3000×x/100=2550 - 解く3000-3000×x/100=2550
3000-30x=2550
-30x=-450
x=15 - 確かめるx=15 を代入すると、
左辺:3000-3000×15/100=2550
右辺:2550
左辺と右辺が等しいので、x=15 は方程式の解である。 - 解けた定価の15%引きである。
答え 15%引き
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、3000-3000×x/100 と 2550 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
定価3000円からそのx%をひいた値段が、売られていた2550円だから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
もとにする量の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:3000-x=2550 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?何%引きを、何円引きと同じに考えてしまう。
どう確かめる?この式ではx=450になる。xに450を入れると「450%引き」となり、定価より大きな値引きになってしまう。450円は値引きの額なので、それが定価の何%かを考えると見直そう。
気づくコツ:「○の△割」の○がもとにする量だよ。何の割合なのかを言葉で確かめよう。
もとにする量の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:2550×x/100=450 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?もとにする量を、値引き後の2550円にしてしまう。
どう確かめる?この式ではx=17.64…と半端な数になる。「定価の何%引き」なので、もとにする量は定価の3000円だと見直そう。
気づくコツ:「○の△割」の○がもとにする量だよ。何の割合なのかを言葉で確かめよう。
単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:3000-3000x=2550 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?x%を小数に直さず、3000にxをそのままかけてしまう。
どう確かめる?この式ではx=0.15になる。xに0.15を入れて「0.15%引き」とすると、値引きは4.5円しかない。x%はx/100と表すと見直そう。
気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- もとの量×割合=くらべる量だって分かる? 2割引きは×0.8だよ。
小5「割合・百分率」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1500mLのジュースのうち、40%を飲みました。飲んだのは何mLですか。
答えを見る
600mL
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)