割合の文章題 019

割合 019 ★★★

Tシャツとズボンを1枚ずつ買いました。定価は合わせて7000円でしたが、Tシャツは定価の2割引き、ズボンは定価の3割引きになっていたので、代金は合わせて5100円でした。Tシャツの定価は何円ですか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

テープ図定価 合わせて7000円:Tシャツ ?円+ズボン、代金 合わせて5100円:2割引き+3割引き定価 合わせて7000円Tシャツ ?円ズボン代金 合わせて5100円2割引き3割引き
テープ図:量の合計や差を表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

Tシャツの定価をx円とする(ズボンの定価は7000-x円)

ほかの置き方
  • ズボンの定価をx円とする(Tシャツの定価は7000-x円)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(円)

✏ 答案に書く

  • ズボンの定価:7000-x(円)
  • Tシャツの代金:0.8x(円)
  • ズボンの代金:0.7(7000-x)(円)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
ズボンの定価7000-x
Tシャツの代金x円0.8倍(1-0.2)0.8x
ズボンの代金(7000-x)円0.7倍(1-0.3)0.7(7000-x)

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

Tシャツとズボンの代金を合わせると、実際に払った5100円になるので、

0.8x+0.7(7000-x)=5100

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン A 合計

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 0.8x+0.7(7000-x)=5100
  2. 0.8x+4900-0.7x=5100
  3. 0.1x=200
  4. x=2000

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=2000 を 0.8x+0.7(7000-x)=5100 に代入すると、

左辺:0.8×2000+0.7(7000-2000)=5100

右辺:5100

左辺と右辺が等しいので、x=2000 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 5100 と右辺 5100 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

Tシャツの定価が2000円ならズボンは5000円。代金はTシャツが2000×0.8=1600円、ズボンが5000×0.7=3500円で、合わせて5100円になり、問題と合う。

✏ 答案に書く

Tシャツの定価は、2000円である。

答え 2000円(ズボンは5000円)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おくTシャツの定価をx円とする(ズボンの定価は7000-x円)。
  2. 表すズボンの定価:7000-x(円)
    Tシャツの代金:0.8x(円)
    ズボンの代金:0.7(7000-x)(円)
  3. つなぐTシャツとズボンの代金を合わせると、実際に払った5100円になるので、
    0.8x+0.7(7000-x)=5100
  4. 解く0.8x+0.7(7000-x)=5100
    0.8x+4900-0.7x=5100
    0.1x=200
    x=2000
  5. 確かめるx=2000 を代入すると、
    左辺:0.8×2000+0.7(7000-2000)=5100
    右辺:5100
    左辺と右辺が等しいので、x=2000 は方程式の解である。
  6. 解けたTシャツの定価は、2000円である。
    答え 2000円(ズボンは5000円)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、0.8x+0.7(7000-x)5100 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

2割引きのTシャツの代金と3割引きのズボンの代金をたすと、払った5100円になるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

x が何か分からなくなるつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:0.8x+0.7x=5100 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?ズボンの定価も x 円だと考えてしまう。

どう確かめる?この式ではx=3400になる。xに3400を入れると、定価の合計は3400+3400=6800円で7000円と合わない。ズボンは7000-x円だと見直そう。

気づくコツ:答案の1行目に「〜を x とする」と書こう。答えを出すとき、x が何だったかを読み返そう。

かっこ忘れつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:0.8x+0.7×7000-x=5100 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?0.7を7000だけにかけて、xにかけ忘れてしまう。

どう確かめる?この式ではx=-1000とマイナスになる。ズボンの代金は定価(7000-x)円の全体の0.7倍なので、かっこでくくると見直そう。

気づくコツ:「全体を○倍」「全体から○」は、全体をかっこでくくってから計算しよう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)