食塩水の文章題 009
食塩27gを水にとかして、6%の食塩水を作りました。できた食塩水は何gですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
できた食塩水の重さをxgとする
ほかの置き方
- 使った水の重さをxgとする(できた食塩水はx+27g)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(g・%)
✏ 答案に書く
- 6%の食塩水にふくまれる食塩:0.06x(g)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 6%の食塩水にふくまれる食塩 | 0.06(6%) | xg | 0.06x | g |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
できた食塩水の6%にあたる食塩が、とかした27gと同じなので、
0.06x=27
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン B 2通り
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 0.06x=27
- x=27÷0.06
- x=450
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=450 を 0.06x=27 に代入すると、
左辺:0.06×450=27
右辺:27
左辺と右辺が等しいので、x=450 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 27 と右辺 27 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
450gの食塩水の6%は450×0.06=27gで、とかした食塩と合う。水は450-27=423g使ったことになる。
✏ 答案に書く
できた食塩水の重さは、450gである。
答え 450g
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おくできた食塩水の重さをxgとする。
- 表す6%の食塩水にふくまれる食塩:0.06x(g)
- つなぐできた食塩水の6%にあたる食塩が、とかした27gと同じなので、
0.06x=27 - 解く0.06x=27
x=27÷0.06
x=450 - 確かめるx=450 を代入すると、
左辺:0.06×450=27
右辺:27
左辺と右辺が等しいので、x=450 は方程式の解である。 - 解けたできた食塩水の重さは、450gである。
答え 450g
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、0.06x と 27 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
できた食塩水の6%が、とかした食塩27gのことだから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x=27×0.06 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?食塩の重さに濃度をかけて、食塩水の重さを出そうとしてしまう。
どう確かめる?この式ではx=1.62になる。xに1.62を入れると、食塩水が、とかした食塩27gより軽くなってしまう。食塩水の重さ×濃度=食塩の重さ、の3つ組で見直そう。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
x が何か分からなくなるつまずきやすい段階:「おく」
Aさんはこう書きました:0.06(x+27)=27 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?できた食塩水 x g に、さらに食塩27gをたしてしまう。
どう確かめる?この式ではx=423になる。xに423を入れると、これは水の重さで、食塩水は423+27=450gになる。x を何にしたか読み返そう。
気づくコツ:答案の1行目に「〜を x とする」と書こう。答えを出すとき、x が何だったかを読み返そう。
単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x=27÷6 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?6%を小数に直さずに、6でわってしまう。
どう確かめる?この式ではx=4.5になる。xに4.5を入れると、食塩水が食塩27gより軽くなる。6%は0.06と小数に直すと見直そう。
気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- もとの量×割合=くらべる量だって分かる? 2割引きは×0.8だよ。
小5「割合・百分率」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1500mLのジュースのうち、40%を飲みました。飲んだのは何mLですか。
答えを見る
600mL
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)