食塩水の文章題 010

食塩水 010 ★★☆

水230gに食塩をとかして、8%の食塩水を作ります。食塩は何gとかせばよいですか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

食塩水の図前後で食塩の量を比べる食塩 ?g をとかす →水 230g食塩 8%食塩
食塩水の図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

とかす食塩の重さをxgとする

ほかの置き方
  • できる食塩水の重さをxgとする(とかす食塩はx-230g)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(g・%)

✏ 答案に書く

  • できる食塩水:230+x(g)
  • 8%のときの食塩:0.08(230+x)(g)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
できる食塩水230+xg
8%のときの食塩0.08(8%)(230+x)g0.08(230+x)g

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

できた食塩水の食塩は、とかしたxgとも、食塩水の8%とも表せて同じなので、

x=0.08(230+x)

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン B 2通り

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. x=0.08(230+x)
  2. x=18.4+0.08x
  3. 0.92x=18.4
  4. x=20

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=20 を x=0.08(230+x) に代入すると、

左辺:20

右辺:0.08(230+20)=20

左辺と右辺が等しいので、x=20 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 20 と右辺 20 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

食塩を20gとかすと、食塩水は230+20=250g。20÷250=0.08で8%になり、問題と合う。

✏ 答案に書く

とかす食塩の重さは、20gである。

答え 20g

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おくとかす食塩の重さをxgとする。
  2. 表すできる食塩水:230+x(g)
    8%のときの食塩:0.08(230+x)(g)
  3. つなぐできた食塩水の食塩は、とかしたxgとも、食塩水の8%とも表せて同じなので、
    x=0.08(230+x)
  4. 解くx=0.08(230+x)
    x=18.4+0.08x
    0.92x=18.4
    x=20
  5. 確かめるx=20 を代入すると、
    左辺:20
    右辺:0.08(230+20)=20
    左辺と右辺が等しいので、x=20 は方程式の解である。
  6. 解けたとかす食塩の重さは、20gである。
    答え 20g

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、x0.08(230+x) を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

とかした食塩は、できた食塩水の8%として求めることもできるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

もとにする量の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:x=230×0.08 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?水230gを食塩水の重さだと考え、とかした食塩の分をたし忘れる。

どう確かめる?この式ではx=18.4になる。xに18.4を入れると、食塩水は248.4gで、18.4÷248.4はおよそ0.074となり8%にならない。食塩水は水と食塩を合わせた230+x gだと見直そう。

気づくコツ:「○の△割」の○がもとにする量だよ。何の割合なのかを言葉で確かめよう。

ふえる・へるの取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:x=0.08(230-x) どこが違う?

なぜそう書きたくなる?食塩をとかすと、食塩水が軽くなると考えてしまう。

どう確かめる?この式ではx=17.03…になる。xに17.03…を入れると、食塩水は230-17.03…gで水より軽くなる。とかすと重さはふえるので230+x gだと見直そう。

気づくコツ:「高い・後・増える」はたす、「安い・前・減る」はひく。場面の向きを確かめよう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)