食塩水の文章題 010
水230gに食塩をとかして、8%の食塩水を作ります。食塩は何gとかせばよいですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
とかす食塩の重さをxgとする
ほかの置き方
- できる食塩水の重さをxgとする(とかす食塩はx-230g)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(g・%)
✏ 答案に書く
- できる食塩水:230+x(g)
- 8%のときの食塩:0.08(230+x)(g)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| できる食塩水 | 230+x | g | ||
| 8%のときの食塩 | 0.08(8%) | (230+x)g | 0.08(230+x) | g |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
できた食塩水の食塩は、とかしたxgとも、食塩水の8%とも表せて同じなので、
x=0.08(230+x)
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン B 2通り
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- x=0.08(230+x)
- x=18.4+0.08x
- 0.92x=18.4
- x=20
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=20 を x=0.08(230+x) に代入すると、
左辺:20
右辺:0.08(230+20)=20
左辺と右辺が等しいので、x=20 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 20 と右辺 20 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
食塩を20gとかすと、食塩水は230+20=250g。20÷250=0.08で8%になり、問題と合う。
✏ 答案に書く
とかす食塩の重さは、20gである。
答え 20g
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おくとかす食塩の重さをxgとする。
- 表すできる食塩水:230+x(g)
8%のときの食塩:0.08(230+x)(g) - つなぐできた食塩水の食塩は、とかしたxgとも、食塩水の8%とも表せて同じなので、
x=0.08(230+x) - 解くx=0.08(230+x)
x=18.4+0.08x
0.92x=18.4
x=20 - 確かめるx=20 を代入すると、
左辺:20
右辺:0.08(230+20)=20
左辺と右辺が等しいので、x=20 は方程式の解である。 - 解けたとかす食塩の重さは、20gである。
答え 20g
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、x と 0.08(230+x) を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
とかした食塩は、できた食塩水の8%として求めることもできるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
もとにする量の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x=230×0.08 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?水230gを食塩水の重さだと考え、とかした食塩の分をたし忘れる。
どう確かめる?この式ではx=18.4になる。xに18.4を入れると、食塩水は248.4gで、18.4÷248.4はおよそ0.074となり8%にならない。食塩水は水と食塩を合わせた230+x gだと見直そう。
気づくコツ:「○の△割」の○がもとにする量だよ。何の割合なのかを言葉で確かめよう。
ふえる・へるの取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x=0.08(230-x) どこが違う?
なぜそう書きたくなる?食塩をとかすと、食塩水が軽くなると考えてしまう。
どう確かめる?この式ではx=17.03…になる。xに17.03…を入れると、食塩水は230-17.03…gで水より軽くなる。とかすと重さはふえるので230+x gだと見直そう。
気づくコツ:「高い・後・増える」はたす、「安い・前・減る」はひく。場面の向きを確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- もとの量×割合=くらべる量だって分かる? 2割引きは×0.8だよ。
小5「割合・百分率」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1500mLのジュースのうち、40%を飲みました。飲んだのは何mLですか。
答えを見る
600mL
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)