食塩水の文章題 015

食塩水 015 ★★★

4%の食塩水と10%の食塩水を同じ重さずつ混ぜ、さらに食塩を10g加えたら、10%の食塩水になりました。混ぜた4%の食塩水は何gですか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

食塩水の図前後で食塩の量を比べる同じ重さずつ混ぜ 食塩 10g を加える →4% ?g と10% ?g食塩 10%食塩
食塩水の図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

混ぜた4%の食塩水の重さをxgとする(10%の食塩水もxg)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(g・%)

✏ 答案に書く

  • 4%の食塩水の食塩:0.04x(g)
  • 10%の食塩水の食塩:0.1x(g)
  • 加えた後の食塩:0.04x+0.1x+10(g)
  • 加えた後の食塩水:2x+10(g)
  • 10%のときの食塩:0.1(2x+10)(g)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
4%の食塩水の食塩0.04(4%)xg0.04xg
10%の食塩水の食塩0.1(10%)xg0.1xg
加えた後の食塩0.04x+0.1x+10g
加えた後の食塩水2x+10g
10%のときの食塩0.1(10%)(2x+10)g0.1(2x+10)g

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

加えた後の食塩の量は、3つの食塩の合計とも、食塩水の10%とも表せて同じなので、

0.04x+0.1x+10=0.1(2x+10)

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン B 2通り

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 0.04x+0.1x+10=0.1(2x+10)
  2. 0.14x+10=0.2x+1
  3. -0.06x=-9
  4. x=150

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=150 を 0.04x+0.1x+10=0.1(2x+10) に代入すると、

左辺:0.04×150+0.1×150+10=31

右辺:0.1(2×150+10)=31

左辺と右辺が等しいので、x=150 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 31 と右辺 31 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

4%と10%を150gずつ混ぜると、食塩は6+15=21g。食塩10gを加えると食塩は31g、食塩水は150+150+10=310gで、31÷310=0.1で10%になり、問題と合う。

✏ 答案に書く

混ぜた4%の食塩水の重さは、150gである。

答え 150g(10%の食塩水も150g)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく混ぜた4%の食塩水の重さをxgとする(10%の食塩水もxg)。
  2. 表す4%の食塩水の食塩:0.04x(g)
    10%の食塩水の食塩:0.1x(g)
    加えた後の食塩:0.04x+0.1x+10(g)
    加えた後の食塩水:2x+10(g)
    10%のときの食塩:0.1(2x+10)(g)
  3. つなぐ加えた後の食塩の量は、3つの食塩の合計とも、食塩水の10%とも表せて同じなので、
    0.04x+0.1x+10=0.1(2x+10)
  4. 解く0.04x+0.1x+10=0.1(2x+10)
    0.14x+10=0.2x+1
    -0.06x=-9
    x=150
  5. 確かめるx=150 を代入すると、
    左辺:0.04×150+0.1×150+10=31
    右辺:0.1(2×150+10)=31
    左辺と右辺が等しいので、x=150 は方程式の解である。
  6. 解けた混ぜた4%の食塩水の重さは、150gである。
    答え 150g(10%の食塩水も150g)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、0.04x+0.1x+100.1(2x+10) を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

できた食塩水の食塩は、2つの食塩水の食塩と加えた10gをたしても、全体の10%としても求められるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

もとにする量の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:0.04x+0.1x+10=0.1×2x どこが違う?

なぜそう書きたくなる?食塩を加えると、食塩水の重さも10gふえることを見落とす。

どう確かめる?この式ではx=166.66…と半端な数になる。xに166.66…を入れると、食塩水は343.33…g、食塩は33.33…gで10%にならない。食塩を加えた分、食塩水は2x+10 gになると見直そう。

気づくコツ:「○の△割」の○がもとにする量だよ。何の割合なのかを言葉で確かめよう。

x が何か分からなくなるつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:0.04x+0.1x+10=0.1(x+10) どこが違う?

なぜそう書きたくなる?10%の食塩水の重さを入れ忘れ、食塩水をx+10 gとしてしまう。

どう確かめる?この式ではx=-225とマイナスになる。同じ重さずつ混ぜたので、食塩水は x+x+10=2x+10 gだと見直そう。

気づくコツ:答案の1行目に「〜を x とする」と書こう。答えを出すとき、x が何だったかを読み返そう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)