仕事・水そうの文章題 008
町内会のお知らせを封筒に入れる作業をします。1分間に、Aさんは7枚、Bさんは5枚入れられます。2人が同時に始めると、420枚を入れ終わるまでに何分かかりますか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
420枚を入れ終わるまでにかかる時間をx分とする
ほかの置き方
- Aさんが入れる枚数をx枚とする(Bさんは420-x枚で、2人の作業時間が等しい)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(枚・分)
✏ 答案に書く
- Aさんがx分で入れる枚数:7x(枚)
- Bさんがx分で入れる枚数:5x(枚)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| Aさんがx分で入れる枚数 | 7枚 | x分 | 7x | 枚 |
| Bさんがx分で入れる枚数 | 5枚 | x分 | 5x | 枚 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
✏ 答案に書く
Aさんが入れた枚数とBさんが入れた枚数を合わせると、全部の420枚になるので、
7x+5x=420
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 7x+5x=420
- 12x=420
- x=35
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=35 を 7x+5x=420 に代入すると、
左辺:7×35+5×35=420
右辺:420
左辺と右辺が等しいので、x=35 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 420 と右辺 420 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
35分で、Aさんは 7×35=245枚、Bさんは 5×35=175枚 入れる。合わせて 245+175=420枚 になり、問題と合う。
✏ 答案に書く
420枚を入れ終わるまでにかかる時間は、35分である。
答え 35分
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく420枚を入れ終わるまでにかかる時間をx分とする。
- 表すAさんがx分で入れる枚数:7x(枚)
Bさんがx分で入れる枚数:5x(枚) - つなぐAさんが入れた枚数とBさんが入れた枚数を合わせると、全部の420枚になるので、
7x+5x=420 - 解く7x+5x=420
12x=420
x=35 - 確かめるx=35 を代入すると、
左辺:7×35+5×35=420
右辺:420
左辺と右辺が等しいので、x=35 は方程式の解である。 - 解けた420枚を入れ終わるまでにかかる時間は、35分である。
答え 35分
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、7x+5x と 420 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
Aさんの入れた枚数とBさんの入れた枚数をたすと、全部の420枚になるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:7x+5=420 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?Bさんの5枚に、時間のxをかけ忘れる。
どう確かめる?解くと x=59.28… で、整数にならない。xに35を入れると、Bさんは35分で5枚しか入れないことになる。Bさんも1分に5枚なので、x分では 5×x=5x 枚とする。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x=420÷7+420÷5 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?Aさんだけ、Bさんだけでかかる時間を、そのままたしてしまう。
どう確かめる?計算すると x=144。xに144を入れると、Aさんだけで 7×144=1008枚 入れることになり、420枚をこえる。2人は同時に入れるので、1分に入れる枚数を合わせて考える。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 1あたり×いくつ分=全体だって分かる? 代金・速さ・仕事の部品の作り方だよ。
小5「単位量あたりの大きさ」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1個95円のゼリーを8個買うと、代金は何円ですか。
答えを見る
760円
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)