仕事・水そうの文章題 008

仕事・水そう 008 ★☆☆

町内会のお知らせを封筒に入れる作業をします。1分間に、Aさんは7枚、Bさんは5枚入れられます。2人が同時に始めると、420枚を入れ終わるまでに何分かかりますか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

テープ図?分で入れる枚数:Aさんの分+Bさんの分、1分間に入れる枚数:A 7枚+B 5枚。合計は 420枚?分で入れる枚数合計 420枚Aさんの分Bさんの分1分間に入れる枚数A 7枚B 5枚
テープ図:量の合計や差を表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

420枚を入れ終わるまでにかかる時間をx分とする

ほかの置き方
  • Aさんが入れる枚数をx枚とする(Bさんは420-x枚で、2人の作業時間が等しい)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(枚・分)

✏ 答案に書く

  • Aさんがx分で入れる枚数:7x(枚)
  • Bさんがx分で入れる枚数:5x(枚)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
Aさんがx分で入れる枚数7枚x分7x
Bさんがx分で入れる枚数5枚x分5x

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

Aさんが入れた枚数とBさんが入れた枚数を合わせると、全部の420枚になるので、

7x+5x=420

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン A 合計

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 7x+5x=420
  2. 12x=420
  3. x=35

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=35 を 7x+5x=420 に代入すると、

左辺:7×35+5×35=420

右辺:420

左辺と右辺が等しいので、x=35 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 420 と右辺 420 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

35分で、Aさんは 7×35=245枚、Bさんは 5×35=175枚 入れる。合わせて 245+175=420枚 になり、問題と合う。

✏ 答案に書く

420枚を入れ終わるまでにかかる時間は、35分である。

答え 35分

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく420枚を入れ終わるまでにかかる時間をx分とする。
  2. 表すAさんがx分で入れる枚数:7x(枚)
    Bさんがx分で入れる枚数:5x(枚)
  3. つなぐAさんが入れた枚数とBさんが入れた枚数を合わせると、全部の420枚になるので、
    7x+5x=420
  4. 解く7x+5x=420
    12x=420
    x=35
  5. 確かめるx=35 を代入すると、
    左辺:7×35+5×35=420
    右辺:420
    左辺と右辺が等しいので、x=35 は方程式の解である。
  6. 解けた420枚を入れ終わるまでにかかる時間は、35分である。
    答え 35分

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、7x+5x420 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

Aさんの入れた枚数とBさんの入れた枚数をたすと、全部の420枚になるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:7x+5=420 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?Bさんの5枚に、時間のxをかけ忘れる。

どう確かめる?解くと x=59.28… で、整数にならない。xに35を入れると、Bさんは35分で5枚しか入れないことになる。Bさんも1分に5枚なので、x分では 5×x=5x 枚とする。

気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。

1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:x=420÷7+420÷5 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?Aさんだけ、Bさんだけでかかる時間を、そのままたしてしまう。

どう確かめる?計算すると x=144。xに144を入れると、Aさんだけで 7×144=1008枚 入れることになり、420枚をこえる。2人は同時に入れるので、1分に入れる枚数を合わせて考える。

気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)