年齢の文章題 007

年齢 007 ★☆☆

現在、兄は15歳、弟は11歳です。兄と弟の年齢の和が40歳になるのは何年後ですか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

線分図いま 兄15歳・弟11歳、?年後いま 兄15歳・弟11歳?年後兄と弟の和 40歳
線分図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

兄と弟の年齢の和が40歳になる年数を、x年後とする

ほかの置き方
  • 兄と弟の年齢の和が40歳になるときの弟の年齢をx歳とする(兄はx+4歳)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(歳・年)

✏ 答案に書く

  • x年後の兄:15+x(歳)
  • x年後の弟:11+x(歳)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
x年後の兄15+x
x年後の弟11+x

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

x年後の兄と弟の年齢の和が、問題の40歳と同じになるので、

(15+x)+(11+x)=40

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン D 条件

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. (15+x)+(11+x)=40
  2. 26+2x=40
  3. 2x=14
  4. x=7

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=7 を (15+x)+(11+x)=40 に代入すると、

左辺:(15+7)+(11+7)=40

右辺:40

左辺と右辺が等しいので、x=7 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 40 と右辺 40 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

7年後、兄は22歳、弟は18歳。和は 22+18=40歳 になり、問題と合う。

✏ 答案に書く

兄と弟の年齢の和が40歳になるのは、7年後である。

答え 7年後

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく兄と弟の年齢の和が40歳になる年数を、x年後とする。
  2. 表すx年後の兄:15+x(歳)
    x年後の弟:11+x(歳)
  3. つなぐx年後の兄と弟の年齢の和が、問題の40歳と同じになるので、
    (15+x)+(11+x)=40
  4. 解く(15+x)+(11+x)=40
    26+2x=40
    2x=14
    x=7
  5. 確かめるx=7 を代入すると、
    左辺:(15+7)+(11+7)=40
    右辺:40
    左辺と右辺が等しいので、x=7 は方程式の解である。
  6. 解けた兄と弟の年齢の和が40歳になるのは、7年後である。
    答え 7年後

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、(15+x)+(11+x)40 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

x年後の兄の年と弟の年をたすと、40歳になると書いてあるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:15+11+x=40 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?1年たつと2人とも1歳ずつ年をとるのに、和が1歳しか増えないと考えてしまう。

どう確かめる?解くと x=14。xに14を入れると、兄は29歳、弟は25歳で、和は54歳になり40歳に合わない。1年で和は2歳ずつ増えるので、2人ともxをたす。

気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。

移項・計算のまちがいつまずきやすい段階:「解く」

Aさんはこう書きました:(15+x)+(11+x)=40 → 26+x=40 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?x+x を x とまとめてしまう。

どう確かめる?26+x=40 から x=14。xに14を入れて左辺を計算すると (15+14)+(11+14)=54 で、40にならない。x+x=2x とまとめ直す。

気づくコツ:移項すると符号が変わるよ。1行ずつ、左と右に同じことをしているか確かめよう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)