年齢の文章題 008

年齢 008 ★☆☆

現在、母は41歳、息子は13歳です。母の年齢が息子の年齢の5倍だったとき、息子は何歳でしたか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

線分図5倍だったとき、いま 母41歳・息子13歳5倍だったとき母は息子の5倍・息子?歳いま 母41歳・息子13歳
線分図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

母の年齢が息子の年齢の5倍だったときの息子の年齢をx歳とする(母は5x歳)

ほかの置き方
  • 母の年齢が息子の年齢の5倍だった年数を、x年前とする(母は41-x歳、息子は13-x歳)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(歳・年)

✏ 答案に書く

  • そのときの母:5x(歳)
  • そのときの母と息子の年齢の差:5x-x(歳)
  • 今の母と息子の年齢の差:41-13(歳)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
そのときの母x歳5倍5x
そのときの母と息子の年齢の差5x-x
今の母と息子の年齢の差41-13

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

母と息子の年齢の差は、5倍だったときも今も変わらないので、

5x-x=41-13

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン C 不変

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 5x-x=41-13
  2. 4x=28
  3. x=7

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=7 を 5x-x=41-13 に代入すると、

左辺:5×7-7=28

右辺:41-13=28

左辺と右辺が等しいので、x=7 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 28 と右辺 28 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

息子が7歳のとき、母は 7×5=35歳。年齢の差は 35-7=28歳 で、今の差 41-13=28歳 と同じ。息子が7歳だったのは 13-7=6年前 で、母も 41-6=35歳 になり、問題と合う。

✏ 答案に書く

母の年齢が息子の年齢の5倍だったときの息子の年齢は、7歳である。

答え 7歳(そのとき母35歳)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく母の年齢が息子の年齢の5倍だったときの息子の年齢をx歳とする(母は5x歳)。
  2. 表すそのときの母:5x(歳)
    そのときの母と息子の年齢の差:5x-x(歳)
    今の母と息子の年齢の差:41-13(歳)
  3. つなぐ母と息子の年齢の差は、5倍だったときも今も変わらないので、
    5x-x=41-13
  4. 解く5x-x=41-13
    4x=28
    x=7
  5. 確かめるx=7 を代入すると、
    左辺:5×7-7=28
    右辺:41-13=28
    左辺と右辺が等しいので、x=7 は方程式の解である。
  6. 解けた母の年齢が息子の年齢の5倍だったときの息子の年齢は、7歳である。
    答え 7歳(そのとき母35歳)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、5x-x41-13 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

母と息子の年齢の差は何年たっても変わらないので、5倍だったときの差と今の差が同じだから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」

Aさんはこう書きました:5x=41 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?5倍だったときの母の年齢を、今の41歳と同じだと考えてしまう。

どう確かめる?解くと x=8.2 で、年齢が整数にならない。xに8.2を入れると母は41歳のままで、息子だけ若くなっている。年がたっても変わらないのは2人の年齢の差なので、5x-x=41-13 とする。

気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。

等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」

Aさんはこう書きました:5x-x=41+13 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?変わらない年齢の差を、今の2人の年齢の和で表してしまう。

どう確かめる?解くと x=13.5 で、年齢が整数にならない。xに13.5を入れると、息子は今の13歳より年上になってしまう。今の差は 41-13=28歳 なので、右辺は差にする。

気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)