年齢の文章題 012

年齢 012 ★★★

3人姉妹がいます。長女は次女より3歳年上で、三女は次女より4歳年下です。3年前の3人の年齢の和は26歳でした。現在の次女の年齢を求めなさい。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

線分図3年前、いま 次女?歳3年前3人の和 26歳いま 次女?歳長女は3歳上・三女は4歳下
線分図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

現在の次女の年齢をx歳とする(長女はx+3歳、三女はx-4歳)

ほかの置き方
  • 現在の長女の年齢をx歳とする(次女はx-3歳、三女はx-7歳)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(歳・年)

✏ 答案に書く

  • 現在の長女:x+3(歳)
  • 現在の三女:x-4(歳)
  • 3年前の長女:x+3-3(歳)
  • 3年前の次女:x-3(歳)
  • 3年前の三女:x-4-3(歳)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分単位
現在の長女x+3
現在の三女x-4
3年前の長女x+3-3
3年前の次女x-3
3年前の三女x-4-3

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

✏ 答案に書く

3年前の3人の年齢の和が、問題の26歳と同じだったので、

(x+3-3)+(x-3)+(x-4-3)=26

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン D 条件

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. (x+3-3)+(x-3)+(x-4-3)=26
  2. x+x-3+x-7=26
  3. 3x-10=26
  4. 3x=36
  5. x=12

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=12 を (x+3-3)+(x-3)+(x-4-3)=26 に代入すると、

左辺:(12+3-3)+(12-3)+(12-4-3)=26

右辺:26

左辺と右辺が等しいので、x=12 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 26 と右辺 26 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

次女が12歳なら、長女は15歳、三女は8歳。3年前は長女12歳、次女9歳、三女5歳で、和は 12+9+5=26歳 になり、問題と合う。

✏ 答案に書く

現在の次女の年齢は、12歳である。

答え 次女12歳(長女15歳、三女8歳)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく現在の次女の年齢をx歳とする(長女はx+3歳、三女はx-4歳)。
  2. 表す現在の長女:x+3(歳)
    現在の三女:x-4(歳)
    3年前の長女:x+3-3(歳)
    3年前の次女:x-3(歳)
    3年前の三女:x-4-3(歳)
  3. つなぐ3年前の3人の年齢の和が、問題の26歳と同じだったので、
    (x+3-3)+(x-3)+(x-4-3)=26
  4. 解く(x+3-3)+(x-3)+(x-4-3)=26
    x+x-3+x-7=26
    3x-10=26
    3x=36
    x=12
  5. 確かめるx=12 を代入すると、
    左辺:(12+3-3)+(12-3)+(12-4-3)=26
    右辺:26
    左辺と右辺が等しいので、x=12 は方程式の解である。
  6. 解けた現在の次女の年齢は、12歳である。
    答え 次女12歳(長女15歳、三女8歳)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、(x+3-3)+(x-3)+(x-4-3)26 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

3年前の3人の年をたすと、26歳だったと書いてあるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」

Aさんはこう書きました:x+(x+3)+(x-4)=26 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「3年前」を読み落とし、今の年齢で和を作ってしまう。

どう確かめる?解くと x=9。xに9を入れると、今の3人は12歳・9歳・5歳。3年前はさらに3歳ずつ若いので和は17歳になり、26歳に合わない。3人とも3をひく。

気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。

1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:x+(x+3)+(x-4)-3=26 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?3年前にもどすとき、3人分ではなく、3歳を1回だけひいてしまう。

どう確かめる?解くと x=10。xに10を入れると、3年前の3人は10歳・7歳・3歳で、和は20歳になり26歳に合わない。3人とも3歳ずつ若くなるので、和からは 3×3=9歳 ひく。

気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)⑶ 一元一次方程式 イ(イ)