- おく
- 表す
- そろえる
- 結ぶ
- 解く
- 確かめる
- 決まる
代金 006 の文章題
1本80円の鉛筆と1本120円のボールペンを合わせて12本買い、代金をちょうど1100円にしたいと考えました。このような買い方はできますか。理由も答えなさい。
1. 数を入れて考える
いきなり x で考えず、数を入れてためしてみましょう。
鉛筆が8本なら、ボールペンは4本。代金は鉛筆640円とボールペン480円で、合わせて1120円。 → 左と右はまだ同じではない。
| 部品 | 式 | x=8 のとき |
|---|---|---|
| ボールペンの本数 | 12-x | 4 本 |
| 鉛筆の代金 | 80x | 640 円 |
| ボールペンの代金 | 120(12-x) | 480 円 |
鉛筆が9本なら、ボールペンは3本。代金は鉛筆720円とボールペン360円で、合わせて1080円。 → 左と右はまだ同じではない。
| 部品 | 式 | x=9 のとき |
|---|---|---|
| ボールペンの本数 | 12-x | 3 本 |
| 鉛筆の代金 | 80x | 720 円 |
| ボールペンの代金 | 120(12-x) | 360 円 |
2. 図
3. おく
- 鉛筆をx本(ボールペンは12-x本)模範
- ボールペンをx本(鉛筆は12-x本)
ほかの置き方でも正解です。x は「仮にこう決めた数」です。
4. 表す
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| ボールペンの本数 | 12-x | 本 | ||
| 鉛筆の代金 | 80円 | x本 | 80x | 円 |
| ボールペンの代金 | 120円 | 12-x本 | 120(12-x) | 円 |
5. そろえる
単位はそろっています(円・本)
6. 結ぶ
=にした理由:代金の合計が目標の1100円と同じになるとして式を立て、その解が場面に合うか確かめるから
A 合計
80x+120(12-x)=1100
7. 解く
- 80x+120(12-x)=1100
- 80x+1440-120x=1100
- -40x+1440=1100
- -40x=-340
- x=8.5
8. 確かめる
x=8.5 は、鉛筆を8.5本買うという意味になる。鉛筆は1本ずつしか買えないので、この解は場面に合わない。実際に、8本なら1120円、9本なら1080円で、ちょうど1100円にはならない。
9. 決まる
できない(x=8.5 となり、本数が整数にならないから)
解の吟味:方程式の解が、そのまま答えになるとは限りません。問題の場面に戻して確かめます。
10. 理由を書く
なぜ=にしたのか、自分の言葉で書いてみましょう。
模範を見る
鉛筆とボールペンのお金をたして1100円になるとして式を立て、出てきた本数が本当に買える数か調べたから。
11. 間違い探し
Aさんはこう書きました:答え:鉛筆8.5本、ボールペン3.5本 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?方程式の解を、場面に戻さずにそのまま答えにしてしまう。
どう確かめる?xに8.5を入れると、鉛筆を8.5本買うことになる。鉛筆は半分では買えないので、本数は整数でなければならない。
12. 戻る先
この問題で使った小学校の内容:
- 小5「単位量あたりの大きさ」 — 1あたり×いくつ分=全体。代金・速さ・仕事の部品の作り方です。
- 小2「たし算・ひき算の場面」 — 「50円高い」はたし算、「50円安い」はひき算。ふえる・へる・合わせる・ちがいの場面です。
学習指導要領: