小学校の復習 > L2

小3「単位のしくみ(長さ・重さ・かさ・時間)」

km と m、kg と g、L・dL・mL、時間・分・秒を、行ったり来たりして直せるようになろう。

『3. 表す』のはじめの「単位をそろえる」で使うよ。単位がそろっていないと、式が正しそうに見えても答えがずれてしまうんだ。つまずきの段階では L2 にあたるよ。

ポイント

  1. 1km=1000m、1kg=1000g、1L=10dL=1000mL(1dL=100mL)だよ。
  2. 1時間=60分、1分=60秒。時間は10や1000ではなく60ずつなので気をつけよう。
  3. 大きい単位を小さい単位に直すときはかけ算、小さい単位を大きい単位に直すときはわり算だよ。

説明

上から順に読もう。どれも、読んだらすぐ下の「ためしてみよう」で確かめられるよ。

1. まずはここから:kは「1000倍」、mLのmは「1000に分けた1つ」

kmのkは「1000倍」のしるしだよ。1kmは1000m、1kgは1000gだね。長さでも重さでも、kがつくと1000倍になるんだ。

mLのmは「1000に分けた1つ」のしるし。1Lを1000に分けた1つが1mLだから、1L=1000mL だよ。1L=10dL、1dL=100mL もいっしょに覚えておこう。

たとえば4kg700gは、4kg=4000g に700gをたして4700g。まずは大きい単位を小さい単位に直して、たし合わせてみよう。

線分図4kg700g=4000g+700g4kg700g=4000g+700g4kg=4000g4700g

ためしてみよう:1km250mは何mですか。

答えを見る

1000+250=1250 で、1250m

2. くわしく:かけ算で直す? わり算で直す?

大きい単位から小さい単位に直すと、数は大きくなるよ。4.5kgをgに直すなら、4.5×1000=4500 で4500g。1kgが1000こ分のgになるからかけ算だね。

反対に、小さい単位から大きい単位に直すと、数は小さくなるよ。2600mをkmに直すなら、2600÷1000=2.6 で2.6km。

かけ算かわり算か迷ったら、「数は大きくなるはず? 小さくなるはず?」と考えよう。2600mが2600000kmになったら、おかしいと気づけるね。

線分図2600m は何km?2600m は何km?1km2km2.6km

ためしてみよう:3200gは何kgですか。

答えを見る

3200÷1000=3.2 で、3.2kg

3. くわしく:時間は60ずつ。10や1000ではないよ

1時間=60分、1分=60秒。長さや重さは10や1000でまとまるけれど、時間は60でまとまるんだ。

だから1時間20分は、60+20=80 で80分。「1.2時間」でも「120分」でもないよ。90分なら、60分で1時間、残り30分で「1時間30分」になるね。

時計の文字ばんを思いうかべると分かりやすいよ。長い針がひと回りで60分。半分で30分、1/4で15分だね。

線分図1時間=60分1時間=60分15分30分45分60分

ためしてみよう:2時間15分は何分ですか。

答えを見る

120+15=135 で、135分

4. 中1へのつなぎ:式を立てる前に、単位をそろえよう

0.8kmと450mをたすとき、0.8+450 としてはいけないよ。どちらかの単位にそろえてから計算しよう。mにそろえると 800+450=1250 で1250mだね。

わからない数が□のときも同じだよ。□kmをmに直すと □×1000(m)。□分を秒に直すと □×60(秒)。

中1の方程式でも「表す」の最初に単位をそろえるよ。xkmなら 1000x(m)、x分なら x/60(時間)のように、そろえてから部品を作ろうね。

ためしてみよう:□kmを、mの単位で□を使って表しましょう。

答えを見る

□×1000(m)

例題

まず自分で考えてから、「解き方を見る」を開こう。

★☆☆ 例題1. 2L5dLは何mLですか。

解き方を見る
  1. 1L=1000mL だから、2L=2000mL。
  2. 1dL=100mL だから、5dL=500mL。
  3. 2000+500=2500

答え 2500mL

ここがポイント:L・dL・mL がまざっているときは、全部を一番小さい mL にそろえてからたそう。

★★☆ 例題2. 家から公園までの道のりは1.3kmです。家を出て750m歩きました。公園までの残りの道のりは何mですか。

解き方を見る
  1. km と m がまざっているから、聞かれている m にそろえよう。1.3km=1.3×1000=1300m。
  2. 残りは、全体から歩いた分をひいて 1300-750=550
  3. 確かめ:歩いた750mと残りの550mを合わせると 750+550=1300m=1.3km で、全体にもどるね。

答え 550m

ここがポイント:ひき算でも、単位をそろえてから計算しよう。1.3-750 のようにそろえずにひくと、答えが出せなくなるよ。

★★★ 例題3. 映画が午後1時40分に始まり、1時間35分後に終わりました。映画が終わったのは午後何時何分ですか。

解き方を見る
  1. 分どうしをたすと、40+35=75 で75分。
  2. 75分は、60分(1時間)と15分に分けられる。
  3. 時間どうしは、1時+1時間+1時間=3時。残りの15分をつけて3時15分。
  4. 確かめ:1時40分から3時15分までは、2時40分まで1時間、そこから3時15分まで35分で、合わせて1時間35分だね。

答え 午後3時15分

ここがポイント:分が60をこえたら、60分を1時間にくり上げよう。時間は100ではなく60でくり上がるよ。

まちがえやすいところ

まちがいは、伸びる材料だよ。どこでまちがえやすいか、先に知っておこう。

こうしてしまいがち:1時間20分を「1.2時間」や「120分」とする。

なぜ?長さや重さのように、10や100でくり上がると思ってしまうからだよ。

こう直そう:1時間=60分 を思い出そう。1時間20分は 60+20=80 で80分。0.2時間は 60×0.2=12 で12分だから、1.2時間は1時間12分になってしまうね。

こうしてしまいがち:1.5kmと300mの合計を 1.5+300=301.5 とする。

なぜ?数だけを見て、単位がちがうことに気づかないまま計算してしまうんだ。

こう直そう:計算の前に単位を指でおさえて、そろっているか見よう。mにそろえると 1500+300=1800 で1800m(1.8km)だよ。

こうしてしまいがち:1800gをkgに直すのに 1800×1000 とかけ算をする。

なぜ?「kとgの間は1000」とだけ覚えていて、かけるのかわるのかをまちがえてしまうんだ。

こう直そう:大きい単位に直すと、数は小さくなるはずだね。1800÷1000=1.8 で1.8kgだよ。答えを見て「1800000kgは重すぎる」と気づけるようにしよう。

練習問題

「基本」から順に解こう。つまったら「ヒント」、解けたら「答えと解き方」で確かめよう。

基本(5問)

基本 1. 4kmは何mですか。

ヒント

1km=1000m だよ。

答えと解き方

4000m

  1. 1km=1000m だから、4kmは 4×1000。
  2. 4×1000=4000
  3. 4000mだね。

基本 2. 3kg200gは何gですか。

ヒント

3kgをgに直してから、200gをたそう。

答えと解き方

3200g

  1. 3kg=3000g
  2. 3000+200=3200
  3. 3200gだね。

基本 3. 6dLは何mLですか。

ヒント

1dL=100mL だよ。

答えと解き方

600mL

  1. 1dL=100mL だから、6dLは 6×100。
  2. 6×100=600
  3. 600mLだね。

基本 4. 2時間は何分ですか。

ヒント

1時間=60分 だよ。

答えと解き方

120分

  1. 1時間=60分 だから、2時間は 2×60。
  2. 2×60=120
  3. 120分だね。

基本 5. 5000mLは何Lですか。

ヒント

小さい単位から大きい単位に直すから、わり算だよ。

答えと解き方

5L

  1. 1L=1000mL だから、5000mLは 5000÷1000。
  2. 5000÷1000=5
  3. 5Lだね。

練習(4問)

練習 1. 3450mは何km何mですか。また、何kmですか。

ヒント

3450mの中に、1000mのまとまりがいくつあるかを考えよう。

答えと解き方

3km450m、3.45km

  1. 3450mの中に1000mは3つあるから、3000m=3km。
  2. 残りは 3450-3000=450 で450m。だから3km450m。
  3. km だけで表すと、3450÷1000=3.45 で3.45kmだね。

練習 2. 100分は何時間何分ですか。

ヒント

60分で1時間になるよ。100分から60分を取り出そう。

答えと解き方

1時間40分

  1. 100分のうち60分が1時間。
  2. 100-60=40 で、残りは40分。
  3. 1時間40分だね。

練習 3. 1.5Lのペットボトルのお茶から、コップに250mLずつ2はい注ぎました。残りのお茶は何mLですか。

ヒント

1.5Lを先に mL に直そう。

答えと解き方

1000mL

  1. 1.5L=1.5×1000=1500mL
  2. 注いだのは 250×2=500mL
  3. 1500-500=1000 で、1000mL(1L)だね。

練習 4. 重さ450gの箱にりんごを入れて量ったら、全体で2.1kgでした。りんごの重さは何gですか。

ヒント

2.1kgを g に直してから、箱の重さをひこう。

答えと解き方

1650g

  1. 2.1kg=2.1×1000=2100g
  2. 2100-450=1650
  3. りんごは1650gだね。

中1へのかけ橋(3問)

中1へのかけ橋 1. □kgのお米を、重さ300gの箱に入れました。全体の重さを、gの単位で□を使った式で表しましょう。

ヒント

まず□kgを g に直そう。そのあとで箱の300gとたすよ。

答えと解き方

□×1000+300(g)

  1. 1kg=1000g だから、□kgは □×1000(g)。
  2. 箱の300gを合わせて、□×1000+300(g)。
  3. 確かめ:□が2なら 2×1000+300=2300 で2300g。2kgと300gで2kg300gだから合うね。

中1へのかけ橋 2. x分を、秒の単位でxを使って表しましょう。また、xが3のとき何秒ですか。

ヒント

1分=60秒 だよ。□のかわりに x を使うだけだね。

答えと解き方

x×60(秒)(60x秒)、xが3のときは180秒

  1. 1分=60秒 だから、x分は60秒がxこ分。
  2. x×60(秒)、中1の書き方では 60x(秒)。
  3. xが3なら 60×3=180 で180秒。

中1へのかけ橋 3. 家から駅まで□m、駅から公園まで1.2kmあります。家から駅を通って公園までの道のりを、mの単位で□を使った式に表しましょう。

ヒント

1.2kmを先に m に直そう。そのあとで□とたすよ。

答えと解き方

□+1200(m)

  1. 1.2km=1.2×1000=1200m
  2. 家から公園までは、□mと1200mを合わせた道のり。
  3. □+1200(m)と表せる。□に1.2をたして □+1.2 としないように気をつけよう。

確認問題

最後に、この単元ができるようになったか確かめよう。自分で解いてから、「答えを見る」を開こう。

1. 1.5kgは何gですか。

ヒント

1kg=1000g だから、1.5×1000 を計算しよう。

答えを見る

1500g

2. 水が1.2Lあります。そこから3dLと150mLを使いました。残りの水は何mLですか。

ヒント

1.2Lも3dLも、先に mL に直してからひこう。

答えを見る

750mL

3. 45分は何時間ですか。分数で答えましょう。

ヒント

1時間=60分だから、45分は 45/60 時間だよ。約分(やくぶん)しよう。x分なら x/60 時間になるね。

答えを見る

3/4時間

この単元を使う中1の問題

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